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2012年12月 3日 (月)

このサークル活動の趣旨の再確認(2012/12/2)

先日(12/2)、「こころとれっくミーティング」を開きました。真冬の寒さの中、3人の常連メンバーが集まってくれました。あーすぶらざのラウンジに集合してもらい、晴れていたので、近くの公園へ移動し、1時間あまり事務局が仕入れたばかりのネイチャーゲーム(※1)をほんの少しだけ体験してもらい、「もっと自然の中でやりたい!」という気持ちを共有して、またあーすぷらざのラウンジに戻り1時間ほどミーティングをしました。この時、発起人である事務局は、これからこのサークルを少しずつ発展させていくためのキーワードを三つ掲げさせていただきました。その三つとは、私が今一番関心を持っていることで、

1、ネイチャーゲーム

2、アサーション(※2)

3、ピア・カウンセリング(※3)

この三つです。

このキーワードをこのこころとれっくの活動の理念にしたい、ということを話しました。


以下に、その時の内容を提示しておこうと思います。


◇          ◇          ◇

 

このサークル活動の趣旨の再確認

今回ご参加いただいたみなさんの顔ぶれを拝見すれば、だいたいのこのサークルにおける主要メンバーがわかってきたかと思います。そこで、このサークルをより私が目指す形に発展させて行くために、このサークルの趣旨を今改めて確認しておきたいと思います

この「こころとれっく」というサークル名の前には、「歩くことと自然が好きなメンバーのためのネイチャー&ハイキンググループ」という「まえがき」があります。この「まえがき」には、発起人の「想い」が込められています。ただ運動するためだけのウォーキングサークルではないことを、ここで強調しておきたいと思います。あくまでも「歩くことと自然」がテーマのグループです。

なぜ、「歩く」だけではだめなのか、という問いに対する答えは、自然と共に歩くことで、自分の心を見つめなおし、更に人間関係や仲間意識を育むヒントを得ることができる、と考えているからです。「自然(山道)」の道のりには当然のようにアップダウンがあり、デコボコがあります。同じように、人の心にもアップダウンやデコボコがあると私は考えます。森の中に入ってみるとわかりますが、同じような木に見えても、それぞれ違った個性を持つ木であったり、虫であったりすることがわかってきます。それら全てが地球の一部なのです。そのことから人間関係や仲間作りにも同じことが言えると考えます。それらは、私達の「豊かな人生」のとっておきの一部と考えます。

「自然の道(山道)」のアップダウンやデコボコを乗り越えて山頂に達する経験は、心の浮き沈みや人生そのものを乗り越えることに通じるものがある、と考えています。他の人とは違った障がい、生きづらさを持った一人ひとりの人も、地球からみれば、全て一部なのです。

だから、「こころとれっく」というサークルの名前には、心のアップダウンや心の行方を、実際に自然の道のアップダウンや行方を、さまざまな個性を持った人と一緒にたどることを通して、それら全てを「楽しむ」こと、という意味が込められているのです。

私が、このサークルの構想を考え始めたきっかけは、今から7年前に精神的な過労で病院に入院した時のことです。その入院生活をしている時に、療養生活にもっと自然体験を取り入れられないものかなぁ、と考えていました。なぜそんなことを思いついたかというと、それは今から十数年前に、ネイチャーゲームという自然体験活動のセミナーに参加した体験を思い出したからです。自然を体感することで、自分の精神的な部分が、とても爽やかに元気になったことを思い出したからです。

そして、精神科病院を退院してからは、自然体験活動と精神保健福祉のコラボレーションができないものかなぁ、とぼんやりと考えるようになっていました。

そして、先週末の連休に、十数年という月日を経て改めてネイチャーゲームリーダー養成講座というセミナー合宿に参加してきて、その精神保健に対する効果を実感してきました。

ネイチャーゲームが大事にしていることは、自然に対する知識ではなくて、自然の不思議に「気づくこと」「体感すること」にある、とされています。そして、私たち人間にとって大切なことは、自分の心に「気づくこと」「体感すること」だと、私は気づきました。

私たちは、自分の心に率直に「気づくこと」「体感する」ことが大事です。そして、それを他の人に伝えることで、コミュニケーションが生まれるのです。このことは、私にとって、とても感動的な「気づき」でした。私がこれまでの7年間のあいだに、ばくぜんと考えていた「自然と福祉」のコラボの意味を今日、ここで発見することができた、という感動です。それも、自然の専門家や福祉の専門家ではなくて、そのどちらでもない一人の精神障がいを持つ、当事者としてそれに気づき、今からそれを実践していこうという、この試みに私は身震いを感じました。この感動をできれば多くの人と共有したいと思いました。

でも、この活動は、一人ではできない。協力者が必要です。仲間が必要です。そのメンバーは、生きづらさを抱える当事者でも良いし、理解のあるボランティアでも大歓迎なのです。なので、このサークルの名前である「こころとれっく」のまえがきにある「歩くことと自然が好きなメンバーのためのネイチャー&ハイキンググループ」の「メンバー」とは、そう言った広い協力者・仲間関係を築ける構成員を理想に込められています。

ぜひ、今日、ここに集まっていただけた方には、メンバーとして、協力者として、活動していただけたら良いなと思っています。

そして、ここで、このサークルに取り入れたい三つのキーワードを掲げたいと思います。

一つ、ネイチャーゲーム:気づき、体感し、分かち合おう。

二つ、アサーション:自他尊重の率直な自己表現をこころがけよう。

三つ、ピア・カウンセリング:お互いに助け合って、聞き合い、話し合って、ありがとう。

以上、長くなりましたが、今の時点でのこのサークルの私が向かいたい方向性をお話ししてみました。

このあとは、この私が今お話ししたことについて、ディスカッションできれば良いなと思っています。

よろしくお願いします。

 



◇          ◇          ◇

ミーティングではいろんな意見が出ました。

例えば、「休日くらいは、ストレスから離れて純粋に趣味として楽しみたい。ピアを考えると仕事みたいになってしまう気がする」という話しが出ました。
この意見について、事務局は次のように考えました。
ピア・カウンセリングの立場で参加するかしないかは、各メンバーの自由であり、意思に任せるとしても、このようなピア・サークルの場合は、ピアだからこそできる活動の仕方があって、またピアだからこそ起こる問題があって、それを乗り越える体力がそのグループには求められる。事務局は、そのことについては、ボランティア精神で、ピア・カウンセラーを目指す志で向き合おうと思う。ピア・カウンセリングのセミナーに参加して、その経験をみなさんで共有したいと思う。

また例えば、「アサーションをみんなで勉強するの?」という質問がでました。
この質問については、事務局は次のように考えました。
これは押しつけではないけれど、これからミーティングのたびに少しずつ共有していけたらいいな、と思っている。こうして、ミーティングで思ったことを各自が発言できるのも、アサーションの第一歩だと思う。素晴らしいことだと思う。

また例えば、「自分は、このキーワードのどれもできていないと思う」という感想がでました。
この言葉に対しては、事務局は次のように考えました。
このキーワードを掲げる発起人でさえも、まだこれから自分の身につけて行きたいと思っている心構え、姿勢、スキルである。みんな初心者であり、素人。これから、みんなで共有して行きたいと思う。それが、このサークルの発展であり、各メンバーが成長できるきっかけだと思う。

他にもいろいろ話し合いましたが、ここではこれくらいにしておきたいと思います。
この「こころとれっくミーティング」に参加したい方は、ぜひぜひ一度お問い合わせください。

(※1)ネイチャーゲーム:
ネイチャーゲームは、1979年に米国のナチュラリスト ジョセフ コーネル氏により発表された自然体験活動プログラムです。見る・聴く・触るなど、さまざまな感覚を使って自然を直接体験し、自然への共感を育む活動です


(※2)アサーション:
『アサーション・トレーニング さわやかな「自己表現」のために』(平木典子著・日精研)参照。


(※3)ピア・カウンセリング:
『ピア・カウンセリング入門』(ヒューマックス編)参照。



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